今、特にスポーツ界で活躍している異国の血が入った日本人選手たちを応援できる?

また、高校野球で、他県から入学している若者たちが混じり構成されているチームを応援できる?

 

 

この問いかけに「できない」または「複雑」などと答える方は、結果的に「よそもの」を面白く思わない人だと思う。

 

以前、明石家さんまさんがテレビで「日本がW杯を勝つには血が混じっていかないと無理」と言っていたのを覚えている。

 

これは極論かもしれないが、サッカーに限らず、外国人や帰化した方々が所属チーム、ひいては日本のスポーツ界のレベルアップに貢献していることは間違いない。

 

これって地方にも言えることなんじゃないかと思っている。

異文化や異素材(人材)を受け入れる器が大きいところほど進化していると思う。

 

生まれも育ちも岩手で、これまで盛岡から出たことがない妻と会話していてよく言われるのが、「岩手の良さに気付かされる」「そんなところが良いなんて思ってなかった」ということ。

 

よそものは、少なくとも僕の知っている限りのよそものは、ご縁あって赴いた県や地域の「そもそも」を変えてやろうと思っているのではない。

その良さをもっと色々な人に知ってほしい、もっと良くするにはどうしたらいいだろうって思っている。

 

それは余計なお世話かもしれない。

自分たちのことは自分たちでやるから大丈夫と言うなら素直に引き下がる。

 

でも、特に震災以降、津々浦々から集結した方々が今あまり残っていないのは、現実的な任期の問題や、個人のキャリア形成の一環ゆえもあると思うが、受け入れる側に問題がなかったかどうかはちょっと考えてみてほしいところだ。

 

まぁ、今も残っている僕などは単に図太いとも言えるが(笑)

 

最後にダーウィンの好きな言葉をば…

 

「最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるのでもない。 唯一生き残るのは、変化できる者である。」

 

 

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