何度か書いているが、僕にとって、競馬が唯一の趣味を言っていい。
そもそも勝負事が好きで、ギャンブルも一通りやった気がするが、競馬も当初はその一つ。
今でもその一面があることは認めるが、むしろスポーツ、ドラマとしてみていることが多い。
血統や統計的に負ける可能性が高い場合でも、思い入れのある馬や騎手に賭けたり、勝負にいったレースで負けても勝者に拍手を贈れる。(悔しいけど)
また、競馬を特集した『Number』などを記事を読んでは、馬と人間のドラマに涙する。
単なる賭け事だと思っているなら、そうはしない。
ただ、賭け事とみた場合でも面白い。
なぜなら、生き物同士のせめぎ合いだからだ。
パチンコ・パチスロなどは対機械。
それはそれで面白さがあるし、僕もハマっていた時期があるけど、馬と人間が織り成す勝負に惹かれる。
どんなに強いとされている馬も、その日に走る気分じゃなければ走らないし、逆に弱いとされている馬が、騎手の手綱捌きにより好走する時もある。
その思い通りにいかない感じに喜怒哀楽する人間模様。
うん、こういうことを書き出すと止まらなくなるので、この辺にしよう。
こういった具合に、競馬が僕の趣味になったきっかけをつくってくれた武豊騎手が、先日、JRA4000勝を達成した。
4000勝目の馬がメイショウというのもまた…(T ^ T)
これまた長くなるので割愛する。(気になる方は「メイショウ 武豊」で検索)
この記録が破られることはおそらくない。
「若い頃からいい馬に乗せてもらっていたからだろう」
と、アンチがよく言うが、それは違う。
そのチャンスを生かし続けたということであり、そのプレッシャーに勝ち続けたということだ。
パートナーである馬と一緒に。
それがどんなに難しいことかは、想像に難くない。
もちろんその裏には、馬主さんや調教師さんや厩務員さんなどの「ホースマン」と呼ばれる人たちとの物語もある。
そういった物語を、岩手では身近に感じることができる。
日本では中央と地方合わせても25場ある競馬場のうち、岩手には2つもある。
これってすごいこと!
南部鉄器もそうだけど、その価値や可能性は、県内でもっと活かされるべきだと思う。
さて、今日は武豊騎手が初めてG1を獲った菊花賞。
岩手競馬は不来方賞。
悩ましい…