今日は父の命日。

 

それを思い出したのは母と同居してから。

 

というか、同居してまもなく、母に「いつだったっけ?」と聞いた。

 

その時は本当に親不孝な息子だと思ったが、今朝、母に「命日だね」と言ったら、「あ、そうだ!」と忘れていた。笑

 

病気を患い、体が不自由になったものの、同居したことにより何かが満たされ、その優先順位が変わったのだろう。

 

そんな母の誕生日は明日。

 

つまり、父は母の誕生日の前日に亡くなったのだ。

 

「妻の誕生日に死にたくない!…でも、あと2日はがんばれないな〜」と、前日に逝くことを選択したという息子の推測。

 

あと、浮かんだのが、

 

一番大切な女性(ひと)へ「さよなら」をプレゼント

 

という、敬愛した止まないサザンの『彩 〜Aja〜』の一節。

 

「もう苦労しなくていいよ」という思いもあったのかなと。

カッコつけたがりだったし。

 

でも母からしたら、「生きててくれるならもっと苦労させてよ!」だと思うけどね。

 

実際、父が死んでからの方が母は大変だったはず。

義父母の介護で。

 

そんなこんなあり、回り回って、母と現在同居しているわけだが、「誕生日、何欲しい?」と聞いたら、珍しく具体的に答えたので、明日明後日の仕事は余裕がないし、少し余裕があった今日、それを一緒に買いに行った。

 

きっと父は草葉の陰で喜んでいるだろうよ。

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