僕は比較的裕福な家庭に生まれ、何不自由なく育った。

 

勉強もスポーツもできる方だった。

入っていた部活も強かった。

 

自分で言うのもなんだが、人気者だったとも思う。

 

そんな中、中学2年生の時に父が亡くなり、高校ではいじめに遭った。

いじめに関しては自分にも原因はあると思っているが、とても悔しかった。

 

大学時代は楽しかった。

でも、30代前半まで尾を引くことになる借金の原因ができた。

 

しばらく身内の不幸は続いた。

母も倒れた。

 

借金を返済し、岩手に移住した。

結婚できた。仕事も順調。

 

そんな中、母が再び倒れた。

障がい者になり、同居することになった。

 

父が亡くなるまでのプラス貯蓄がどの程度だったのか、それをどのくらい消費したかはわからないが、今はまだマイナス域だと思っている。

 

かと言って、大きなプラスはいらない。

というか、それがあったとしたら怖い。どんなマイナスが待ち受けているのかと考えてしまう。

 

なるべく小さな幸せとなるべく小さな不幸せを繰り返してくれたいい。

 

ではここで1曲お聴きください。

THE BLUE HEARTSで『情熱の薔薇』

 

 

答えはきっと奥の方

心のずっと奥の方

涙はそこからやってくる

 

情熱の真っ赤な薔薇を胸に咲かせよう

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