以下、備忘と自戒を込めて。

 

「お前の夢は何だ?」って聞くと、「バンドやってお金持ちになりたい」とか「バンドやって有名になりたい」とか2つ言う。

 

そんな時、「1個にしとけ」と思う。

 

「金持ちになりてぇんだったらバンドは捨てろ、『金持ちになりたい』だけにしろよ。有名になりたいんだったら『有名になりたい』って言えよ。そのための手段としてのバンドだったら、何でもいいじゃんって。不動産勉強して、お金持ちになってもいいし、悪いこと(犯罪)して、新聞載りゃ有名になるよ、手段だろって。そうじゃないんだよ、夢っていうのは目的なんじゃないかって僕は思うんです。」

 

この言葉、ハッとした。

神社などで手を合わせる時も、「○○して○○になりますように」と心で唱えている人は僕だけではないはず。

 

この言葉の主は、一方で、こう歌っている。

 

あれもしたい

これもしたい

もっとしたい

もっともっとしたい

 

矛盾しているようだが、同じ楽曲の中でこうも歌っている。

 

本物でも嘘っぱちでも

限られた時間のなかで

借りものの時間のなかで

本物の夢を見るんだ

 

どこにピントを合わせるかだが、僕のピントだと矛盾していない。

 

ここで “ ピント” という表現を使ったのは、上記の言葉の主による「同じものを同じ方向から同じように見ても、人それぞれピントが違う」という言葉からの着想。

 

諸々は先日、テレビに出演していた時に言っていた。

御年57歳らしい。

 

影響力とカリスマ性は全く色褪せていない。

 

ドブネズミみたいに美しくなりたい

 

「これは “ 美しい ” と “ 綺麗 ” の違いを知ってなきゃ書けないよね」とタモリさんが言っていた。

 

僕も少しずつその違いを分かりはじめている。

 

でも、僕はまだ綺麗寄りという自覚がある。

 

美しくなりたい。

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