高校野球では「なんで?」「どうして?」というプレーを多く見受けるが、その未熟さが魅力なんじゃないかと最近思う。

 

それに対し、特に応援しているチームだと以前は怒りを覚えていたが、今はむしろ微笑ましく思ってしまうのは、おそらく、いや絶対に歳を重ねた証拠である。

 

さて、僕も小学校から高校2年生の秋まで野球部に所属していて、小学校のポジションはファースト、中学校と高校はレフトである。

 

でも、体型や特性からして、そんなはずがない。

 

身長は高くないし、それに伴い手足も長くないからファースト向きではないことは明白で、取り分けて肩が強いわけではないからレフトを含めた外野向きでもない。

 

野球をやっていたと言うと、8割方の野球経験者に「セカンドだったでしょ?」と言われる。正しいジャッジだと思う。(そもそも野球をやっていたと思われない。サッカーとよく思われる。)

 

ではなぜファーストとレフトだったのか?

 

それは、譲った結果である。

 

今となっては自己主張強めに思われがちだが以前はそんなことなく、「どうぞどうぞ」からの「じゃあ僕は…」だった。友達ファーストと言うか。

 

20代前半までそんな感じだったと思う。

 

今はその反動かもしれないが、当時は無理をしていると思ったことないし、それも僕だと思う。名残はあるし。

 

それに、もしかしたらこれからの人生、自分はさておき…に戻るかもしれない。

 

以上を踏まえ、「自分はこうじゃなきゃいけない!」とするのは息苦しくなるし、「こうじゃないとダメかな?」と思う必要もなく、その時々の自分に正直に、素直に、自然体でいきましょう。

 

という話。

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