先日、10月初旬に申請した某給付金の申請を取り下げた。

 

理由を平たく言えば「めんどくさいから」である。諸々の対応に強いストレスを感じ、態度にも表れるくらいイライラし、電話口のご担当には悪いことをしてしまった。

 

僕はこの申請期限を勘違いしていてギリギリの提出になり、急いだための不備があったことは認めるし申し訳ないと思っている。

 

それを前提にするにしても、この給付金の案内には〝申請書類の受理から給付金の振込まではおよそ4週を予定しています〟と現在もHPにある。

 

で、初めてお電話をいただいたのが12月の初旬。この時点で倍の時間を要しているが、いろいろ大変だと思うので仕方ないと思いつつ話を聞いてみると、「振り込みました」という連絡ではなく「こういった資料が足りません」という連絡。

 

2ヶ月間受理すらされていなかったということだ。僕のストレスはここから始まる。

 

初めての試みには想定外は付きものだし僕も何度か経験しているが、にしても時間がかかり過ぎなんじゃないかと。

 

それを電話で指摘しても「受理まで」という言葉を強調。「書類で提出されたので…」ともおっしゃっていたが僕はオンラインで提出しているのでハズレ。混乱が伺える。

 

行政的な言い回しをすれば、こういった〝前例のない〟ことは特に「悲観的に準備をして楽観的に対処をする」べきだと思っていて、それで考えると〝申請件数次第では申請書類の受理までお時間をいただき、受理をしてから給付金の振込まではおよそ4〜8週を予定しています〟くらいが妥当だと思う。

 

前例がないと言っても、他の給付金手続きはされているわけだから応用が効いていないということである。

 

でもあえて〝前例がない〟という表現を使っているのは、ある程度内情を知っているからで、お世話になっている人も関わっているのであまり苦言は呈したくないが、裏を返せば、そういった人が関わっていらっしゃるから程々にしておく。

 

話を戻す。

 

12月初旬にいただいた電話での注文は対応し、年が明け、つい先日またお電話をいただいた。1ヶ月経過しているが、また新たに提出してほしい資料があるとのこと。

 

準備をしようと思ったが、それが1つだけではないことを知り、しかもなかなかの個人情報でもあったので、なんだかドッと疲れてしまい「取り下げてください」と伝えた。今回対応したとて、しばらく経ち、また何かありそうな気がしたし。

 

もう無いものとしてスッキリした気持ちで仕事をし、いただけるはずだった金額分は稼ごうという風に切り替えた。

 

いずれにしろ、この件に限らずお金を出す側は、せっかく予算を組んだのだから使ってほしいと思っているはずで、むしろそれを消化できないことの方が往々にして問題になる。

 

そうだとしたら石橋を叩き過ぎない方がいい。不正利用などの問題が起きないためにそうしているのはわかるけど、僕のような効率重視タイプは「いやいや、このままだと叩き割っちゃうじゃん!」と迂回する人が多いのではないかと思う。

 

以上、ポジショントークでございました。

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