世の中に絶対はないが、絶対的存在はいる。
僕の知る限り、それはディープインパクト以外に思い浮かばない。
「2回負けてるじゃ〜ん」
もしこんなことを言う輩がいたら、即刻ブロックする。
裏を返せば、ディープが負けた時、「世の中に絶対はないんだな」と思えた。
でも、絶対的存在なのだ。
その絶対的存在が今日、天国へ旅立った。
訃報を知った際、マイケル・ジャクソンが亡くなった時の衝撃と、大杉漣さんの時の現実感の無さが入り混じったような感覚に襲われた。
ブログで何度か書いている気がするが、僕が競馬にハマったきっかけはディープである。
あなたが競馬の面白さ、凄さを教えてくれたせいで…
いや、おかげで、今でも週末は一喜一憂している。
競馬が唯一の趣味とも言える。
妻も好きになり、家族で楽しんでいる。
それもこれも、元を辿ればディープのおかげである。
ありがとう。
お疲れ様でした。
大好きです。
悔やまれるは、安楽死という点。
最善を尽くした上での苦渋の決断だったことは理解しているつもりだが、馬に限らず、動物への医療が是非もっと進歩してほしいと心から願う。
最後に、ひとつ宣言しておく。
来年のダービーは、ディープの仔か孫が勝つ!
時として、競馬は不思議なことが起こる。
キズナの仔で、鞍上は武豊だったら最高。
泣く。絶対泣く。
競馬は、ドラマだ。