一昨日のラグビーW杯開幕戦、そのパブリックビューイング@盛岡のお手伝いをさせてさせてもらった。
日本が勝利したことが何よりではあるものの、試合の最中、超満員で盛り上がる会場を見ながら、
「感動的な光景ですね。」
と、しみじみ、プロデューサーさんと話したのが印象的だった。
岩手の代表的な県民性として、“ おしょす ” という言葉がよく使われる。
“ 恥ずかしい ” という意味で、つまり、岩手には恥ずかしがり屋が多いということ。
たしかに、そうだと思う。
僕は、いわゆる “よそ者 ” ゆえ、余計にそう感じるところがある。
でも、一昨日感じたのは、そう決めつけて、それ前提でチャレンジすらしないことがもしかしたら多いのではないか?ということ。
タマゴが先かニワトリが先か、みたいな話だけど、少なくともあの光景には “ おしょす ” を感じなかったし、そういったスイッチが変わる場を一つでも多くつくっていくことで、新たな一面に気付くかもしれない。
何かが覚醒するかもしれない。おしょすは錯覚かもしれない。
「かもしれない」に過ぎないが、岩手の方々って爆発力を秘めているような気がしてならない。
これはこちらに移住した当初から思っていたこと。
って他人事のようだが、僕はもう本籍も移した岩手県民、盛岡市民である。
染まるべきところは染まりながら、よそ者の定住者だから提案・発信できることを引き続き模索していきたい。
と、ワーワー言うとりますが、おしょすな風土、好きです。
奥ゆかしさがあり、とても心地よい。
だからこそ「定住したい」と思ったとも言える。
さて、明日は『いしがきミュージックフェスティバル 2019』
この日は、人というよりも、街が覚醒する。
天気、もちますように。