世の中にオリジナルなんてもう無いに等しい。
何かに影響されているものがほとんど。
今の漫画のモチーフは全て手塚治虫がつくったという話を聞いたことあるが、そんな感じだ。
それがあからさまだと「パクり」になり、上手にパクると「オマージュ」になる。
僕の考えたことも、きっと無意識的にそうなっていると思う。
意識的にそうすることもある。
それはパクりではなく「パロディ」にする。
もしくは発案者とおぼしき方に断りを入れる。
と、前置きが長くなったが、誰かの企画などを見て、「ほーほー」「あ、そう」「はいはいはい」と思うことがある。
それが明らかに僕の関わっている、または関わっていたことなら、「言ってくれたらいいのに〜」と思う。
「あれ、話が違うじゃん」って時も。
あと、誰かの仕事を堂々と「私がやりました!」と主張してくる人もいる。
その時は「クライアントかもしれないけどさ〜」と思う。
総じて、あえて言おう。
「手柄なんぞくれてやる!」
と。
わかる人がわかってくれたらいいと思えるようになってきている。
全部、四十路のせいだ。