Aグループとずっと仲が良かったんだけど、Bグループと遊ぶ方が楽しくなった。
そしたらAグループと疎遠になり、ギクシャク。
もっと疎遠になる。(自業自得)
その分、Bグループと一緒にいることが増えたのだけど、“あること” をきっかけにシカトされる。
結果、しばらく孤立。
昼休みは窓際で文庫本を読む日々。
その時に声をかけてくれたCグループと卒業まで仲良し。
ちなみに、Bグループからシカトされることになった “あること” は、実にくだらない。
明らかに自分に非があるのなら納得できるけど、そうじゃない。
グループの中心的存在による単なる嫉妬。
そして有る事無い事を周囲に吹聴。
これはBグループの一人が卒業間近に打ち明けてくれたので裏が取れている。
自分勝手な思い込みではない。
以上はよく聞くことだ。
青春とも言える。
でもその彼は、いい大人になっても拭いきれないものがある。
いい加減いつまでも引きずりたくないから取り払おうとするのだけど、これがなかなかしぶとい。
例えるなら、心にドライアイスがこびりついている感じ。
そのドライなアイスにより、ドライとアイスが頻繁に発動する。
よく言えば「冷静」もしくは「客観的」
青春時代の大事に至らなかった経験だからトラウマくらいで済んでいるが、大人になってからのそれ、しかも物質的な苦痛も伴うものは、立ち直れなく可能性がある。
いずれにしろ、カレーに罪はない。