文章やシナリオなど、言葉をつくる仕事が続いている。
好きな仕事なので嬉しい限りです。ありがとうございます。
独り言をブツクサ言ったり、一人で歩き回ったり、身振り手振りをしながらつくっている。
そこだけ切り取るとヤベー奴だし、結構頻繁にやるので、できるだけ人目に付かないところで仕事をしている。
このような奇行をするのは、もっといい表現がないかを模索している時か単純に言葉が出てこない時である。
それでも思い浮かばない時が続くと、枯渇とみなす。
その時の対処法は、どんなにやることが溜まっていても、
1. 寝る(休む)
2. 場所を変える
3. 本を読んだり映画などを観る
このどれかである。
すると補充される。
で、この度、枯渇いたしましたので、三谷幸喜監督の『記憶にございません!』を観てきた。
これに限らず、三谷監督の映画はまるで演劇のようで、舞台制作をしていた頃を思い出し、創作意欲がわいてくる。
さて、今読んでいる本に、本当にしたいことの導き方として、「使い切れないほどのお金があったら何をする?(意訳)」と書かれていて、「死ぬ前に何をする?」ではないところがミソだなと思った。
死ぬ前は “ 瞬間 ” なので「家族と一緒に過ごす」とかになるけど、使い切れないほどのお金があるのは “ 状態 ” なので、比較的日常になる。
僕が真っ先に浮かんだのは「リゾート地で過ごす」だけど、それだけだときっと退屈になるだろうとも思った。
ライフワークが必要だ。
そのライフワークは、おそらく「エンタメをつくること」になる。
その中でもやっぱり舞台がいいな〜
と、『記憶がございません!』で再認識した。