ちょっと気取ってみませんか?
さて、年度仕事がそれなりにあるゆえ、今は節目。
2月にいろいろ目処をつけて、3月は来たるべき年度明けに備え、心身を整える1ヶ月にしたいと、2月下旬の時点では3月の予定をできるだけ入れないでおいたが、気が付けば埋まってきた。
大変ありがたいことなのだけど、ざわざわ、モヤモヤする。
絶対的な安定や保障なんてどこにも無いご時世だけど、その中でも無いフリーランスは、仕事が途切れることに怯える。
だから、手帳を真っ白にしておきたい日にも、先方の都合を優先し、そこに予定を入れてしまいがち。
もちろん、そういったことを承知で今の働き方を選択しているわけだから異議なし。
自分自身と、どう帳尻を合わせるかの話だ。
先日、仕事仲間との打ち合わせとも世間話ともつかない会話の中で、「仕事は背伸びするくらいがいいよね」という話題に。
ジャンプだと落下する(縁起悪い)し、着地した時に足を挫く恐れがある。
それに、背伸びをし続けていると足腰が強くなるし、姿勢が良くなる。
といった感じで、哲学風に膨らんでいった。
今年度は踵が浮くくらいの背伸びをし、それにより、もう少しだけ背伸びをできるようになった。
プルプルすると思うけど、今年度はそうするつもりで、だから今、ざわざわモヤモヤしている。
50歳になる時に爪先立ちをできるくらいまでになり、以降は徐々に踵を下ろしていく自分をイメージしている。
それはそうと、昨日は「3.11」だった。
毎年のように至る所で結構な災害がある中、3.11文脈で言うところの「被災地」は今、東北だけなのかなと思ったりする。
規模の問題でもない気がするし。
といったことを、被災者ではなく、被災地で暮らしたこともない人間が言うことに躊躇がある。
そういった躊躇や遠慮はきっとこれからもずっとあるし、あって然るべきだと思っているけど、建設的には言いやすくなっていくことも復興かなと思ったり。
いずれにしろ、10年目。
来年の今頃、僕はどんな想いを綴っているのだろう。