野球などのスポーツで、普通ならダイビングキャッチするような打球をダイビングすることなく涼しい顔で処理をするのが本当のファインプレーだと僕は思っている。
先を見越した動きができるからこそ為せる業である。
これを踏まえ、「忙しい」という言葉はチャンスを遠ざけると思っている。
遮断すると言ってもいい。
とかなんとか言って、不覚にも思わず言ってしまうことは正直あるけど、できるだけそういった状況をつくらないように調整している。「忙」は “ 心を亡くす ” と書くし。
何かにつけて「仕事」と言う人がみなさんの周りにもいると思う。
僕も言っていた時期があることを認める。
そして誰かに「お忙しそうですね」や「忙しいことはいいことですね」と言われてもいるはず。
これ、全然カッコよくない。
「仕事」と言っている本人はそうは思っていない。なんならちょっとしたブランディングと思っている気がする。
少なくとも、SNSなどで外部発信することではない。
繰り返しになるが、「忙しい」という言葉はチャンスを遠ざけると思っている。遮断すると言ってもいい。
何かを依頼しようと思っていた人が、「忙しい」とか「仕事、仕事」とかそういった類の発言や投稿により「他を当たろう」と思ってしまうことがあるに違いない。
いい仕事をするイメージを持ってもらえる努力をし、それに伴う実績を積んだ上で、暇に思われているくらいがちょうどいい。