先週の金曜日、ガクンと体調を崩した。
ガクンという表現が本当に適切で、高熱に見舞われた。
熱だけで、その他に症状はなかった。悪寒も無かった。
ただ、身体が重〜くなった。熱でそうなったのは、麻疹にかかった幼少期以来。
人生で初めて味わったしんどい病気だったからなのか、その時の記憶がちゃんとあり、それと重なった。
このご時世なので、あのウィルス感染を疑うのは自然なことだが、検査をしてもらいに行きたくても行けないくらい体が重かった。
「家族に頼めよ」と思うかもしれないが、みんな出掛けてからガクンとなり、そこからはずっとベッドの上で、スマホの画面を見るとめまいがしたので、触りたくない。
はい、ここポイントです。
前日の段階で、1日中パソコンやスマホを見ている仕事に心から嫌気が差していたのだ。妻にも心配されるくらいに。
コロナ禍になり、打ち合わせもリモートがメイン。デジタルな毎日。
最初は便利だと思っていたが、それに限界を感じている。
だから、この体調不良はある種の拒絶反応だったと思う。
これはあくまで僕の場合で、人と直接会うことが少ない方が合っている人もいるはず。
僕もめんどくさがり屋なのでそっち寄りだと思っていたが、どうやら違ったようだ。
引き続き人付き合いは悪いと思うけど、人間の体温と息遣いを感じる仕事がしたい。
パソコンと睨めっこするのは、長くても1日4時間くらいにしたいな。(願望)
そんなわけで、先週の金土日、僕はデジタルデトックスをし、熱も徐々に下がっていった。
おかげさまでもう大丈夫。
いずれ、体調の崩れ具合や頻度を考えると、厄年の一環だとも思う。
そして、体調の変化にはいつも気づきがある。
変化した前後のあれこれと相まって。
今回はデジタル生活の見直しもさることながら、半沢直樹と宇宙兄弟である。
あと、味噌。
最初に味噌から書くと、数日まともに食べなかった後には無性に味噌を欲することがわかった。
以上。
さて、半沢直樹と宇宙兄弟である。
半沢直樹を大袈裟だとか現実離れしてるとか言う人いるけど、そもそも見方が間違っている。
エンタメとして見よう。最高だから!
見れない人はドキュメンタリーを見ていればいい。
やっぱりエンタメは元気になるし、毎週決まった時間を楽しみにするのはテレビの醍醐味だと改めて思った。
「録画すればいいじゃん」「TVerでよくね?」とか思った人は、今すぐここから出ていってほしい。生理的に無理。
続いて、宇宙兄弟。
もうね、好きなんですよ。ホント好き、大好き!
人生で大切なことが全部詰まっている。道徳の教科書はこれでいいと思う。
漫画本では以前から読んでいるが、最近アニメを見始めた。
これがね、最高なんですよ。ホント最高、超最高!
というわけで、体調を崩したことにより今のワークスタイルに疑問を持ち、そこに半沢直樹と宇宙兄弟が混じり合って、「いつからそんなリアリストになりやがったんだよ」と自分に対して思っている。
食うための仕事は大事だけど、それを言い訳にするのはやめようと思う。