SNSやニュースを眺めていると、同じ地域で似たようなことをやっている(新しく始める)人がたくさんいるなと思う。
同時に、似たようなことをやっている者同士、一緒にやればいいのに…って思う。
でもそれはできそうにないということに最近気付いた。
似ているからこそ僅かな違いが気になり、一緒にできないのだ。
その違いは「こだわり」とも言い換えられそう。
また、似ているから、また距離が近いからこそぶつかり合うプライドがある。
だから逆に、大きく異なる(離れている)者同士の方が案外うまくいく。価値観や手法を補い合う感じで。
いずれ、似たようなことはどうしたって淘汰されていく。支え合いながらできればいいのだろうけど実際は難しい。
例えば、10の事業者が100万円の市場を10万円規模でずっとシェアし続けることができるか?という話。
答えは往々にして「NO」である。
どこかが11万円を望んだ時点で崩れるし、そういう欲求はほぼ間違いなく芽生える。性格や能力が均一ではない限り。(均一であることは有り得ない)
と、僕は思うので、支え合うことではなく、しのぎを削っていくことを前提にいろいろやる方が健全なんじゃないかと思っています。