新規感染者が急激に増えていることとオリンピックは物理的にも心理的にも十分関係していると思うが、オリンピックにより元気になっている人もたくさんいると思う。
我が家もその中に入る。
家族そろってテレビを見て、母がアスリートの姿に感動して泣き始めたり、普段はスポーツにあまり興味のない妻が「毎日楽しみだね」と言ったり、チワワの形をした息子はテレビに夢中になっている僕らのことを邪魔したり。
僕はというとオリンピックに出たくなり、今からでも僅かながら可能性のあるクレー射撃とアーチェリーのできるところを調べた。
「運動したくなった」ではなく「オリンピックに出たくなった」
しかも調べ始めていることに妻が、「そういうところが “ らしい ” よね」と。
僕にとっては普通のことだったけど、そう言われた時、ふと我に返った。
思えば、こういう発想をすることが多く、飛躍し過ぎているとも実は思っていない。
可能性が少しでもあれば、それを叶性としても考える。ワクワクすることなら尚更。
それで失敗したことは多々あるが、そういう自分に支えられてきた。
だからこのままでいようと思うけど、少しは変わっている。
相変わらず目は星に向いているけど、以前よりも足は地についている。
つま先だけだけど。
ではここで1曲お聴きください。
槇原敬之で『僕が一番欲しかったもの』