僕も高校球児だった。

中途半端に高2まで。

 

当時、八戸学院光星(旧:光星学院)一強と言っても過言ではなく、練習試合で一度だけ対戦したことがある。

 

こういった強豪校は、練習試合においても強豪校を選択しがちなので、「よくやってくれたなぁ〜」と思ったことを覚えている。

 

とはいえ、母校の八戸高校は古豪と言われており、決して弱いわけではない。ごくたまに甲子園に行く。

 

相手投手は洗平竜也氏。

数年後、中日にドラフト2位で入団した投手だ。

 

「よく登板してくれたなぁ〜」と思ったことを覚えている。

 

僕も打席に立ったが、「え…」って感じのボールだった。

すげぇーはえーし、ぐんにゃり曲がるし、当てるのが精一杯。

同世代とは思えなかった。

 

その洗平投手、青森県出身だ。

 

八戸学院光星は “ 第2大阪代表 ” と揶揄されるくらい関西からの野球留学生が多い。

その中で、花形選手が青森県出身。

 

このパターンだと、多国籍軍否定派も「ま、いっか」となることが多い。

 

かくいう僕も、以前までは多国籍軍否定派だったが、出身ではない地方で働かせてもらうようになってから、肯定派に変わった。

 

野球留学生は、特待などの条件に惹かれて入学していると思うし、地元だとレギュラーで甲子園に出られないから来たということも当然あると思う。

 

僕も最初は八戸の或る職に応募し、それがダメで、岩手に拾ってもらった。

 

きっかけはどうであれ、僕は今、岩手が好きだし、活性化のために何かお役に立ちたいと思っている。

 

それって野球留学生も一緒なんじゃないかな。

 

でも、「そういう思いよりも出身が大事!感情移入できない!」という人もいるだろうね。

僕自身もそう思われてるのかな?と感じる時がある。

 

まぁ、兎にも角にも、今年こそ、真紅の優勝旗が白河の関を越えてほしい。

 

津軽海峡は越えているけどね。笑

 

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