組織に属し、毎月給料をもらっている正規雇用者はみんなサラリーマンだと思うが、一般的なイメージは、男性ならば “ スーツを着て毎朝定時に企業へ出勤する人 ” だと思う。

 

そのイメージで言うなら、僕は3ヶ月間だけその経験がある。

 

30を過ぎて、「幸せってなんだろう?」と考えた。(病んでるw)

 

それを知るには “ 普通 ” を経験する必要があると思い、就職活動を初めてちゃんとやった。

 

正確には転職活動だが、そういった活動自体をしたことがなかったため、あえて就活と言いたい。

 

興味がある業界にエントリーし、すぐに初めての面接が決まった。

職種はウェディングプランナー。

 

いきなり内定が出た。

 

「これはチョロい!」と、「もっと興味があるところにしたい( ̄▽ ̄)」と、蹴ってしまった。

 

すると、以降、連戦連敗…

己の愚かさを知る。

 

結果、ウェディングプランナーよりも興味がないところを受け始める。。

 

そしてようやく、某マイナーECサイトを運営する会社から内定をいただいた。

 

興味は20%くらいだったが、「まいっか」ではなく、この時はもう「お願いします!」である。

 

念願のサラリーマン生活!

 

しかし、そこは絵に描いたようなパワハラブラック企業だった。

 

スイーツの通販を得意とするところで、取り扱うスイーツを自分で食べて、その記事をつくるという仕事があった。(肩書きはバイヤー)

 

「うまい!」とか「おいしい!」という表現は使っちゃダメというルール。

 

そこまではいい。(社長の記事にはめっちゃ使ってたけど…)

 

ただ、社長が納得する記事を書くまで、そのスイーツを食べさせられる。

 

僕は甘いものが苦手なので地獄だった。

 

(「じゃあなぜそこに就職した?」というツッコミは受け付けません。)

 

あと、社長より前に出勤しなければいけなく、社長が帰るまで退勤してもいけない。

 

これがまた早いし遅い。

 

7-8時に出社して、21-22時に会社を出る毎日。

 

当然、残業という概念もない。

 

サラリーマン経験の無い僕は、これがスタンダードだと思い、「ダメだ、向いてない…」と思い、辞めた。

 

時として無知は功を奏する。

 

その就職先がやり甲斐のある優良企業だったら、今こうしていないかもしれないしね。

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