今年度の『岩手で「暮らす・働く・生きる』いまこそ知りたいイワテの旅』の第4弾ツアー、『しろをめぐる旅』に、企画協力をさせていただいた身として、また、進行役として参加。

 

企画内容的に、進行には華が必要だと思い、六串しずかさんにもその役目をお願いした。

 

プロの力を借りながら、久々の表仕事を楽しませてもらった。

 

その進行を、旅の思い出のひとつとして、「漫才みたいでおもしろかった」と言ってくれた参加者が結構いらっしゃって、「まだいける!」と思いながらも、引き続き控えることにする。(経験上、出しゃばると良いことがない)

 

さて、『しろをめぐる旅』というタイトルは僕が考案させていただいたのだが、実際の “ しろ ” を用意してくださったのは、岩手県北観光の敏腕ジョニー・デップ、M氏。

 

例えるなら、その用意してもらった食材を料理するのが今回の僕の仕事。

こういった仕事が一番得意だと自分自身では思っている。

 

旅の行程をダイジェストで紹介すると、初日は西和賀町の雪合戦大会に参加し、かんじきを履いて、氷瀑を求めて雪山を歩き、2日目は金ケ崎町にて、永岡蘇民祭に参加し、裸の男たちに水を掛け、金ヶ崎城があった周辺の重要伝統的建造物群保存地区を散策し、岩手3大ジェラートの1つ、カウベルでジェラートを食べる。

 

初日の “ しろ ” は、雪合戦や雪山という直球。

2日目の “ しろ ” は、裸の男たちから立ち昇る湯気と “ 城 ” とジェラート(乳製品)という変化球。

 

詳しくは、釜石市在住の辣腕ライターTさんが、『ココロココ(移住・交流プロジェクト)』で後日紹介予定。

 

なので、ここでは個人的に印象に残った言葉を。

 

「すっごい冬の後は、すっごい春が待っている。」by 西和賀町の有名人

 

「今では故郷にはこれがあると自信を持って言える。」by 金ケ崎町のレストラン店主

 

「初めて参加したツアーがこれで本当によかった。感動して泣いた。」by Nちゃん(from台湾)

 

人にはそれぞれ物語があって、主人公でもあるわけで、その一片を垣間見ることができたり、登場人物になったり、また、自分が関わったことが、もしかしたら物語の目次になるかもしれない。

 

そういう仕事の楽しさや責任を改めて感じたツアーだった。

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