SNSでフォローをしている方が、キャンプをしている画像と共に「苦労の自作自演をしに来ました」と投稿をしていて、「こういう考え方の人(こういうこと言える人)好きだなー」と思った。

 

僕は余暇の過ごし方としてキャンプを選ぶことはない。面倒くさいから。

万が一に選ぶことがあるとすれば、それこそ苦労の自作自演をしたい時だと思う。

 

それに連想して、宿としてゲストハウスを選ばない。一人でゆっくりしたいから。

たとえ「みんなで泊まろう!」となっても、自腹を切ってでもホテルにしたい。

 

僕がこうなったのは反動だと思っている。

 

小学校から大学まで僕の家が溜まり場じゃなかったことはない。

その16年間(5840日)の内、友達が家にいる日数を合計したら半分以上は確実。

 

部活に入っていたから合宿もあったし、リーダー的ポジションをやらせてもらうのが多かったこともあり、地域や学校行事にも積極的だった。その一環でキャンプにも参加したことがある。

 

友達といる時間が楽しかった前提だけど、今思えば、中心にいる自分に義務感と優越感があったのだと思う。心のどこかに。でもハッキリと。

 

それを持ってして演じていた、とまでは言わないが、そういう自分が好きだったんだと思う。それこそ苦労の自作自演をしている自分が。

 

今の自分と以前の自分、どちらの自分も本当で、協調性がないようであるし、あるようでない。どちらかが際立つことはもうないかもしれないけど。

 

この感じ、仲の良い方なら分かってくれそうな気がする。

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