先日、髪を切って染め直した。

 

その色だが、いちいち悩みたくないので、チワワの形をした家族の飾り毛(エルビスのソーメンのような長い毛)の色にこれからすることにした。グレージュっていうのかな。

 

 

この写真を見せ、「この色にしてください」とオーダーした。

 

しかし、仕上がりはなんと美輪明宏さんのような黄色だった。

 

 

明らかな違いに笑っちゃいそうになったが、苦言を呈し、直してもらうことに。

 

「いいですね」とか「似合ってます」とか「流行りです」とか「すぐ落ちますから」とかそういう言葉に僕は惑わされない。ダメなものはダメである。

 

なぜダメかを、できるだけ冷静かつ客観的に伝えた。

 

こういう客って岩手では珍しいのかもしれない。美容院に限らず、納得できない場合には、僕は見過ごさない。

 

岩手の方々は優しいので「まいっか」になる率が高いと推測。

 

でもダメなものはダメなのだ。

 

それを良しとすることは、大袈裟かもしれないが、業界(地域)のレベルアップに繋がらないと思っている。

 

岩手は良くも悪くも内向きなので、語弊を恐れずに言えば、内輪が満足すればそれでいいという空気がある。「まいっか」が成立しやすい空気というか。

 

岩手のことは好きだけど、その感じは好きではない。

 

と、ここまで書いておいてなんだが、美容師さんの名誉のために書いておくと、直してもらい、ちゃんとイメージ通りになった。

 

 

裏を返せば、盛岡でも有数の技術の持ち主で、ちゃんとできることを知っているからこそ僕は看過しないのである。

 

関係性も悪化していない。むしろ良好になった。

 

ということで、何事にも引き続きこのような向き合い方をしていく所存です。

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