友だちの定義はよくわからないけど、9人ほど明らかな友だちがいる。1人は八戸に、他の8人は東京だったり神奈川だったり静岡だったり長野だったり岐阜だったり石川だったりに。
その後者と会ってきた。大学時代の仲間、通称「ナインズ」の全員集合は10年以上振り。
一緒にいて居心地が良いような悪いような感じだけど、間違いなく楽しい。楽じゃないけど楽しい。みんな、素をさらけ出しつつ傾いている。で、どこかライバル視している。
兎角、居心地はさておき心地は良い。
9人、面白いくらいに個性が異なるのだけど、パズルのピースのように妙に噛み合う。が、時折、はめ方を間違えてカオスになる。
いずれにしろ、レーダーチャートだとしたら、9人そろってようやく綺麗な五角形になる感じ。
そんな連中との邂逅。楽しくないわけがない。
聞くと、みんな相応に出世している。それぞれがそれぞれの個性を生かしたカタチで。
9人もいたら1人くらい脱落者や鳴かず飛ばずがいてもおかしくないけど、それがない。僕が一番危なかったけど、今はなんとか一定のラインには立てていると思う。
ふと、こいつらと会社つくったら面白いんだろうなと思った。それぞれ経験を積んでいる今なら。ひと昔前なら秒で潰れていたと思うけど。笑
友だちと会社やってはダメと言われている。たしかに、馴れ合いになったり遠慮することはそれぞれ誰かに対してあると思う。でも、例えばAはBに厳しくを言えて、BはCに遠慮するけどDにはしない、みたいな役割分担がなんとなくあるから意外といけそうな気がする。
とはいえ、やらないだろうから妄想だけ。
さて今回、全員そろえたことを機に、年に一度は集まろうということになった。「いつ死ぬかわからないし」って。
そういうことも頭に入れておくべき年齢だけど、裏を返せば、いつ死んでもいいように、家族や友だちとの時間を大切にしよう。